こんにちは!東京都内を中心にオフィスの内装工事やリニューアル工事を行っている東陽工芸です。
施工管理への転職や就職を検討する際に、「求人票にある直行直帰って本当にできるの?」「実際の退社時間は何時くらいなんだろう」など、疑問や不安を抱えている人もいるでしょう。
施工管理は現場での業務が中心だからこそ、会社と現場の行き来にかかる時間や残業時間の長さは、日々の働きやすさやモチベーションに大きな影響を与えます。
実は、直行直帰の制度やシステムが整った環境を選ぶことで、無駄な移動時間を大幅にカットし、プライベートの時間をしっかりと確保することが可能です。
この記事では、施工管理における直行直帰の具体的な仕組みから、リアルな退社時間の実態、効率化を支えるツールの活用法、そして一部の企業で直行直帰が禁止される理由までを分かりやすく解説します。
建設業界でワークライフバランスを改善したい経験者の方はもちろん、未経験からスマートな働き方を実現したい方はぜひ参考にしてみてください。
■施工管理における直行直帰

求人情報でよく見かける直行直帰は、業務の効率化と従業員の負担軽減を目的とした制度です。自宅と現場を直接行き来するこの働き方について、具体的な仕組みを解説します。
・現場へ直接向かう直行
直行とは、朝、会社(本社や事務所)に出勤せず、自宅から直接工事の現場へ向かうことです。従来は一度オフィスに集まってから現場へ向かうケースが一般的でしたが、直行が認められている企業ではその必要がありません。
例えば、自宅から現場まで30分、会社まで1時間かかる場合、直行することで朝の移動時間を大きく削減できます。作業開始時間に合わせて自宅を出発できるため体力的な負担が減り、仕事の質が向上するメリット(利点)があります。
・業務終了後に帰宅する直帰
直帰とは、現場での作業や安全管理の業務が終了した後、会社に戻らずそのまま自宅へ帰ることです。施工管理は職人への指示や工程の把握など現場での業務が中心です。夕方に現場が閉まった後、離れた事務所に戻って事務作業をするのは時間のロスになります。
近年は、スマートフォン等のシステムを活用して現場で勤怠の打刻や報告書の作成ができる環境が整い、直帰を基本とする企業が増えました。無駄な移動を省くことで、残業時間の削減に直結します。
・電車や車などの通勤手段
直行直帰の通勤手段は、現場のエリアや企業の規定によって異なります。東京都内など首都圏を中心に案件を扱う企業の場合、電車などの公共交通機関を利用した通勤が基本です。駅から近い商業施設やオフィスビルの内装現場が多いためスムーズに移動できます。
一方、郊外の土木施工などの現場では社用車やマイカーでの通勤が許可され、交通費が支給される手当があることも多いです。手段は勤務地や仕事内容に応じて適切に判断されます。
■やめとけと言われる理由

建設業の施工管理職は、インターネット上で「きつい」「やめとけ」と言われることが少なくありません。転職を考える際に知っておくべき、労働環境に関する代表的な課題について解説します。
・会社に戻る無駄な移動時間
直行直帰が原則として認められていない企業では、現場での作業が終わった後に必ず事務所や本社へ戻る必要があります。
例えば、夕方の17時に現場作業が終了しても、そこから電車や車で1時間以上かけて会社へ移動し、やっと事務作業を始めるといったケースです。この移動時間が従業員の体力やプライベートな時間を奪う大きな要因となっています。
・現場終わりの長時間の残業
施工管理の仕事内容は多岐にわたります。日中は職人への指示や工程の把握、安全管理などで現場に付きっきりとなり、夕方に職人が帰った後から図面の修正や日報の作成といった事務作業に取り掛かることも多いです。
勤怠管理のシステムやリモートワークの設備が導入されていない環境では、これがそのまま長時間の残業(時間外労働)につながりやすくなります。
・休日の確保が難しい環境
土木や建築の現場では、スケジュール(工期)を守るために土日祝日に工事を行う場合があります。現場のまとめ役である施工管理は、職人が作業している間は現場にいなければならないため、休日出勤が発生する可能性が高くなります。
代休制度が機能していなかったり、完全週休2日制(年間休日がしっかり確保されている状態)が導入されていなかったりする企業では、十分な休みが取れずに疲弊してしまいます。
■施工管理のリアルな退社時間

施工管理の仕事は残業が多くて帰れないというイメージを持たれがちですが、直行直帰をうまく活用することで退社時間を大幅に早めることが可能です。実際の現場における退社環境の実態について紹介します。
・現場が定時で終了する事例
多くのオフィスビルや商業施設の内装工事では、ビル全体の規定や周囲の入居企業への配慮から、音や振動の出る作業時間が17時までと厳格に制限されているケースが多数あります。そのため、日中の工事は原則として定時(17時など)に終了します。
職人たちが一斉に片付けを始めて現場を後にするため、施工管理の担当者も現場の戸締まりや安全確認を済ませたうえで、17時半前後にその場から直接帰宅(直帰)できます。
・ツール活用による残業削減
従来の建設業では、現場作業が終わった後に事務所へ戻り、遅くまで図面修正や日報作成をするのが普通でした。しかし、近年は最新の施工管理システム(アプリやソフト)をスマートフォンやタブレットに導入する企業が増えています。
現場で撮影した写真をその場でアップロードし、日報の入力や打刻(出退勤の記録)まで完了できる仕組みがあるため、会社に戻る必要がありません。移動時間と事務作業を同時に削減できるため、大幅な残業時間(時間外労働)の抑制を実現しています。
■直行直帰がダメな企業の事情

一部の企業や老舗の会社では、直行直帰の制度をあえて導入していなかったり、事実上「ダメ(禁止)」としていたりするケースがあります。その主な原因は、従業員の労働時間を客観的に把握する仕組みが整っていないことにあります。
事務所のタイムカードでしか勤怠管理を行っていない場合、外にいる従業員が「現場で本当に仕事を開始・終了しているのか」を会社側が確認できません。
また、現場での労働時間を法的に正しく管理する「みなし労働時間制」の適用が難しく、使用者(会社)が適切な指揮命令を下しにくいという社内の事情もあります。
さらに、直行直帰を認めるとメンバー同士のコミュニケーションが減り、未経験者への教育体制や工事の品質管理に影響(不正やトラブルの可能性)が出ると懸念する経営者も存在します。
しかし、近年ではスマートフォンのGPS(位置情報)を用いた打刻ツールにより不正を防ぎつつ、オンラインでの打合せを組み合わせることで、これらの問題を解消し、直行直帰によるスマートな働き方を支援する積極的な採用企業が増加しています。
■まとめ
施工管理における直行直帰の働き方は、無駄な移動時間を減らし、プライベートの時間をしっかりと確保するための非常に有効なシステム(制度)です。「やめとけ」「残業が多い」と言われがちな建設業界ですが、直行直帰を基本(原則)とすることで、体力的な負担を大きく軽減できます。
特に最新の管理ツールやスマートフォンを活用した勤怠打刻システムを導入している企業であれば、現場にいながらすべての業務をスマートに完了させることが可能です。これから転職を検討している方は、求人情報を見る際に直行直帰の有無やそれを支える仕組みが整っているかをぜひ確認してみてください。
■東陽工芸では施工管理スタッフを募集しています

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